当院の取り組み

皆さん、｢周術期｣という言葉を聞いたことはありますか？

｢周術期｣とは、手術を行うにあたり、その手術に関わる入院から麻酔・手術・回復までを含めた、入院前・入院中・退院後の一連の期間のことをさします。2014年に、誤嚥性肺炎や手術後の合併症などの軽減を目的に、｢周術期口腔機能管理｣が新設されました。

当院では、定期予防ケア中にガン等、全身麻酔下での手術をサポートするために｢周術期口腔ケア｣を行います。手術前後や入院中に口腔ケアをし、口腔内を清潔に保つことにより手術後の経過が良くなります。また、入院日数の短縮や、投薬の減量、誤嚥性肺炎などの術後感染の減少など、様々なことに貢献できます。患者さまに安心して手術を受けて頂けるようにという思いから、｢周術期口腔ケア｣を取り組みはじめました。

周術期口腔ケアの流れは以下のようになります。